全国で評判のプリン&ゼリーをお取り寄せして食べ比べ!本当に美味しいプリン&ゼリー10選
使用する材料も作り方もシンプルなのに、ずっと大人女子を魅了してやまないスイーツ「プリン&ゼリー」。今回はぜひ味わってみたいと思っていた憧れのプリンやゼリーを、全国のお店から実際にお取り寄せして食べ比べてみました。昔ながらの固めのプリンから一世を風靡したなめらかプリン、そしてユニークプリンやフルーツそのものの味わいが楽しめる絶品ゼリーなど、本当に美味しかったプリン&ゼリーをまとめて10軒分、ご紹介していきますよ。
1.「かた」好きも「やわ」好きも!どちらの好みにも応えてくれる代々木上原の「ポポカテプリン」
代々木上原と代々木八幡の間の閑静な住宅街に佇み、白い外観がとっても可愛らしい「ポポカテプリン」。ここは子どもの頃からプリンが大好きだった仲間で作ったというプリンの専門店です。
店内のショーウィンドウに並ぶのは全部で5種類のプリンのみ。養鶏家から直接仕入れたという新鮮で美味しい卵を使用し、素材の力を活かしたベーシックな「無添加プリン」を味わうことができます。
ポポカテの定番商品と言えば、可愛いニコちゃんマークが付いた瓶の「POPOかた」と「POPOやわ」の2種類(各399円)。写真では右側が「POPOかた」、そして左側が「POPOやわ」となっています。どちらもたまごと牛乳、グラニュー糖、バニラビーンズを使用したベーシックな味わいのプリンなのですが、食感の好みに合わせて、固いプリンと柔らかいプリンの2タイプが用意されています。
このお店のプリンの特徴は敢えて生クリームを使っていないこと。そして生クリームの代わりに牛乳または豆乳を使用しているのだそうです。「かた」と「やわ」の2つは原材料としては同じなのですが、食感は全く違いました。「かた」にはプルンとした弾力があり、昔懐かしい固めのプリンの食感を楽しむことができます。また、「やわ」の方は、口に入れた瞬間にとろけるなめらかさがやっぱり印象的。どちらも甘さは控えめで、素材の美味しさが存分に味わえる王道プリンになっていますよ。
ポポカテプリン
住所:東京都渋谷区元代々木町23-4
TEL:03-5738-8533
営業時間:12:00~19:00(日・祝は11:00~18:00)
定休日:月曜日
http://popocate.com/
2.実は並ばずとも買える!銀座で予約が取れないレストランのプリン「ドルチェ・ラ・ベットラ」
銀座から昭和通りを挟んで少し歩いた先、東銀座の路地裏に佇んでいる一軒の小さなお店。一見するとお弁当屋さんのような地味な外観ではあるものの、ここでは日本一予約が取れないレストランのドルチェを購入することができます。ここは実は、「LABETTOLA da OCHIAI」の落合シェフが手掛けるドルチェ専門店なのです。
こちらのドルチェはお値段も300円~400円台とリーズナブルになっていて、銀座価格でないのが嬉しいポイント。小さなショーケースに並ぶケーキやタルト類は日替わりですが、定番商品である「プリン(370円)」は毎日並んでいます。そしてプリンは表面がしっかりと焼かれた、固さのある昔ながらのシンプルなプリン。直径は8cmとやや大きめのサイズで、食べごたえがあるのも人気の秘密なのかもしれません。
実際に食べてみると甘さは控えめで、苦いカラメルソースの部分が特徴的。カラメルソースが「苦め」なのではなくすごく「苦い」。しかしこの苦いカラメルソースも計算されたものなのでしょう。プリンとのコンビネーションがとにかく絶妙で、大人向けのプリンの味わいに仕上がっています。
ドルチェ・ラ・ベットラ
住所:東京都中央区銀座2-14-20
TEL:03-3543-5657
営業時間:11:00~19:00
定休日:日曜日・月曜日
http://www.la-bettola.co.jp/
3.思わず笑みがこぼれるほどの美味しさ!中目黒で見つけた「うれしいプリン屋さん マハカラ」
中目黒駅から徒歩5分ほど、目黒川沿いの場所にお店を構えているのが、とっても小さなプリン専門店「うれしいプリン屋さん マハカラ」。ここは「美味しい」や「旨い」の先にある、「嬉しい」という気持ちを届けてくれる、そんなプリンの専門店なのです。
小さな店内のショーケースには、見た目としてはカラフルだけど、優しい色合いにパッケージングされたプリンの数々が並んでいます。
こちらのマハカラで一番人気の商品は「うれしいプリン(370円)」。兵庫県産の「日本一こだわり卵」を使用し、毎朝手作りしているというプリンは、保存料も一切使用されていません。いざ食べてみるとびっくりするほどのコクとなっていて、濃厚な卵の美味しさがダイレクトに伝わってきます。このカスタードのような濃い味わいは、いい卵を使っているからこその味だと思います。また、カラメルソースは透明度が高くて苦みも少ないため、小さな子どもでも喜んで食べられると思います。
うれしいプリン屋さん マハカラ
住所:東京都目黒区青葉台1-17-5 メゾン青葉1F
TEL:03-6427-8706
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日
http://happypudding.com/
4.日ごとに味わいが変化!北海道で作られる巨大なオリジナルプリン「エゾアムプリン製造所」
続いては北海道富良野市の街から車で30分ほどの場所、丘の上にある手作りのプリン小屋「エゾアムプリン製造所」をご紹介。手書きの絵が掲載されているユニークなホームページにはどこか深い味わいがあり、プリンに対する期待感もグンと高まってきます。
お取り寄せしてみたこちらのプリンは全て手作りで、焼かれるのは週に5日だけという一品。1日に18個限定の商品となっていて、そのうちの半分が道内枠、残り半分が道外枠となっているのだとか。このプリンの注文は電話のみで、一時期は半年以上待ちという商品だったのだそうです。ちなみに製造所の方に直接行って購入する場合でも電話予約は必須となっています。
エゾアムプリンは直径約20cm、高さが6cm、内容量が1000gもあるホールケーキのような大きなプリンで、使用する材料はすべて道内のものというこだわりぶり。例えば隣り村の搾りたての成分無調整牛乳、そして近くの養鶏場から仕入れる日本唯一の純国産鶏のさくらたまごともみじたまご、さらにビートからできた甜菜糖、湧き水で作ったカラメルソースとよつ葉の生クリームを混ぜ合わせたプリン生地。これらをオーブンでじっくりと時間をかけて蒸し焼きにしています。
切り分けたプリンの中身は2層になっていて、上の層はベイクドチーズケーキのような食感、そして下の層は弾力があるプリンの味わい。まるでプリンだけどケーキのような、ケーキのようだけれどもプリンのような味わいで、今までに味わったことがないタイプの美味しさが印象的です。カラメルソースはプリン液に混ざっているので、どこを食べてもほんのりカラメルの味がするのも特徴的でした。
尚、日ごとに味わいや食感が変わってくるということだったので、初日から5日間かけて食べ比べてみました。日を経ると水分が抜けてしっかりした固さになり、味わいもより濃厚に。初日の時も美味しい!と思いましたが、3日目、4日目と日が経ってからの方がもっと美味しくなり、感動的ですらありました!
エゾアムプリン製造所
住所:北海道富良野市平沢3893-4
TEL:0167-27-2551
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日
http://www.amupurin.com/
5.究極のなめらかプリンは岐阜にあった!甘さも柔らかさも絶妙な「Plesic」の「所プリン」
岐阜にある小さなお菓子屋さん「Plesic(プルシック)」は、あの「パステル」のなめらかプリンの生みの親である所浩史氏が、パティシエ30年の集大成としてオープンさせたというお店。こちらでは「プリンは固いもの」という概念を覆し、一世を風靡した所シェフの究極のなめらかプリン、「所プリン」を購入することができます。
ちなみにお取り寄せする場合は電話のみの受付で、3個、6個、10個の単位で発送が可能とのこと。今回は3個を実際にお取り寄せして食べてみました。
マダガスカル産とタヒチ産、2種類の天然バニラビーンズを使用し、卵黄だけで固めたという究極のなめらかプリン。見るからに滑らかでトロトロした感覚のプリンは、スプーンの上に乗せてもこぼれ落ちそうなほど。そして口の中に入れると瞬時にプリンがとろけていきます。もはやこれはプリンというよりは、極上のカスタードクリームのような感じではありますが、甘さも柔らかさも絶妙でまさに究極。間違いなく絶品なので、なめらかプリン派の方にはぜひお薦めしたい一品です。
Plesic(プルシック)
住所:岐阜県岐阜市琴塚2-1-18
TEL:058-215-9393
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日・水曜日
http://www.plesic.jp/index.html
6.オレンジ色が濃さの証?世界一濃厚なプリン、「天国のぶた」は甘さも衝撃的
群馬県にある「玉子屋やまたか」は、創業以来30余年ずっと玉子焼き一筋だったという地元のお店。そんな玉子屋さんが作る、たぶん世界一濃厚なプリン「天国のぶた」は、お取り寄せでも大人気となっている一品。こちらのプリンはスペイン・アンダルシア地方の伝統菓子、「トシーノ・デ・シエロ」の玉子の黄身だけで作られるプリンを参考にして開発したのだそうです。
まず目で見て驚くのは、瓶のサイズと色。掌にすっぽり収まるくらいの、とっても小さな瓶にオレンジ色のプリンが入っています。そして使用されている材料は卵黄と砂糖だけ。生クリームなどを一切使っていないという、たぶん世界一濃厚なプリンです。
口の中に入れてみて驚いたのはその甘さ。思わず「あまーい!」と口に出してしまうほどの衝撃的な甘さで、次に訪れてくるのは濃厚な味わい。サイズとしてはとても小さかったのですが、この小さな瓶の中に甘さと濃厚さがぎゅっと凝縮されているので、この小さプリン1つだけで、すごい満足感が得られるのも印象的でした。
玉子屋やまたか
住所:群馬県みどり市笠懸町鹿2965-7
TEL:0277-76-1389
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日・祝日
7.和と洋の見事なコラボレーション!あの伝統和菓子が生プリンになった「桔梗信玄生プリン」
山梨県で代表的な銘菓と言えば「桔梗信玄餅」。きなこをまぶした小さくて柔らかいお餅と、黒蜜のコラボレーションが絶妙な信玄餅なのですが、実はそんな信玄餅にはプリンというラインナップがあるのです!今回、その名も「桔梗信玄生プリン」というプリンを実際にお取り寄せしてみました。
実際に食べてみると、まさにイメージ通りの信玄餅!プリンにしたらこうなったという、期待を裏切らない味わいの逸品です。ビニールの風呂敷で包まれているところも、そして上に黒蜜がついているのも、信玄餅のイメージそのまま。銘菓・信玄餅の世界観がきちんと守られた一品になっています。なめらかな口あたりのプリンはほんのりときなこ味、そして黒蜜ソースは信玄餅についているソースと同じお味でした。まずは黒蜜を付けずにそのまま食べ、お好みで後から黒蜜をかけて味わってみるのがお薦めですよ。
桔梗屋 甲府本館
住所:甲府市青沼1-3-11
TEL:055-233-8800
営業時間:9:00~18:00
http://www.kikyouya.co.jp/
8.まさにまるごとみかんの味!果汁がたっぷりと入った本物のみかんゼリー「蒲郡みかんの雫」
愛知県では地域ブランドにも認定されている「蒲郡みかん」。そんな蒲郡みかんの果汁をたっぷり使用した「蒲郡みかんの雫」は、愛知県にある「はなのき堂」で作られるみかんゼリーとなっています。着色料や保存料は一切使用せず、蒲郡みかん100%のストレートジュースを使用して作られているそうで、ゼリー1個35gの中に入っている果汁の量は約18gだそうなので、約50%が果汁という贅沢なゼリーなのです。
この蒲郡みかんの雫は果汁感がすごいので、袋から出す時には気をつけないとこぼれてしまいます。スプーンの上に乗せてみると見事なオレンジ色で、さすが約50%が果汁というだけあります。口の中に広がる濃厚なみかんの味わいは、まるでみかんをそのままゼリーに閉じ込めたような感じ。恐らく冷やしてから食べるとより一層美味しくなるだろうと思います。
はなのき堂
住所:愛知県新城市川田字本宮道263番地の1
電話番号:0536-23-1158
営業時間:8:30~17:30
http://www.matsuzawa.gr.jp/hananokido/index.html
9.こちらのゼリーは食べ応えも抜群!まるごとみかんが入った和歌山の「田村みかん」
みかん一筋でなんと120年!そんな和歌山県の小南農園からお取り寄せしてみたのは、「田村みかんフルーツまるごとゼリー」という一品。有田みかんの中で最も美味しいと言われる「田村みかん」は、海からの距離と地形の影響で美味しくなるのだそうです。そんな「田村みかん」をまるごと使った一品がこのゼリーなのです。
こちらは内容量250gとかなり大きめのゼリーの中に、SSサイズ以下の小粒みかんが丸ごと入っています。しかも丸ごとみかんは1つだけでなく3つも!よく缶詰のみかんが入ったゼリーは見かけると思いますが、みかんが丸いまま、そのままの形で入ったゼリーは珍しいですよね。甘くてみずみずしいみかんとさっぱりしたゼリーのバランスも絶妙で、食べ応えだって抜群のゼリーに仕上がっています。こちらはみかん好きさんには特にお薦めですよ。
小南農園
住所:和歌山県有田郡湯浅町田39
TEL:0737-62-3509
10.贈り物でも喜ばれる宝石のようなゼリー!とってもフレッシュなフルーツの「彩果の宝石」
最後にご紹介するのは、一口サイズで味わえる宝石のようなゼリー。彩の国さいたまの銘菓、「彩果の宝石」は、本物の果実を使った高級フルーツゼリーとなっていて、さいたま市にある直営店の他に、デパートやオンラインショップでも購入することができるようになっています。
今回お取り寄せした「バラエティーギフト(2,160円)」は、りんご、ぶどう、マスカット、パイン、レモン、あんず、ラズベリー、いちご、オレンジ、もも、ビクトリア苺、グレープフルーツ、青うめ、赤うめ、プルーンという15種類ものフルーツゼリーが、なんと54個も入ったセットになっています。
実際に封を開けてみると、それぞれにフルーツを模ったような見た目がまさに宝石らしくて綺麗!ゼリーなのにとてもフレッシュで、少し柔らかいグミのような食感も特徴的。そして一粒一粒の味わいが濃く、フルーツそのものの味と甘さを堪能する事ができるように。ちなみに見た目がさらに華やかな、バラの形をした「花ゼリー」もあるので、こちらもギフトには最適かもしれませんよ!
彩果の宝石 大間木本店
住所:埼玉県さいたま市緑区大間木737-3
電話番号:0120-918-483
営業時間:9:30~19:00
https://www.saikano-hoseki.jp/