WEBで人気の愛妻家に聞く! 今年1年お世話になった奥さんに贈りたいもの
一番身近にいるけれど、なかなか感謝の気持ちを伝えられない家族という存在。家族に「ありがとう」と伝えるのはなんだか恥ずかしくて、なかなか難しいもの。 今回は今年1年お世話になった人へ感謝の気持ちを贈る、お歳暮という文化にちなんで、WEB上で温かい家庭のエピソードを公開している愛妻家たちにインタビューを敢行。1年お世話になった奥さんにどのようなものを贈りたいかというところから、一番身近な存在である奥さんにどのように気持ちを伝えているのかといった夫婦円満の秘訣まで聞いてみました!
人気漫画家が奥さんへ贈りたいものとは?漫画家の宮川サトシさんインタビュー
まず初めにお話を伺ったのは、漫画家の宮川サトシさん。育児エッセイ漫画『そのオムツ、俺が換えます』では、育児に奮闘する宮川さんの様子や、奥さんとのほのぼのしたエピソードを垣間見ることができます。そんな宮川さんが今年1年、お世話になった奥さんへ贈りたいものはなんでしょうか。
宮川サトシ(みやがわ さとし)
漫画家。1978年生まれ。岐阜県出身。2013年デビュー。最愛の人を亡くした哀しみを描いて多くの共感の声を生んだエッセイ漫画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(新潮社)は、累計500万PVを突破し話題を呼んだ。 現在はWEB漫画サイト・くらげバンチ(新潮社)にて『宇宙戦艦ティラミス(原作)』、ゴラクエッグ(日本文芸社)にて『僕!!男塾(原作)』、ベビモフ(講談社)にて育児エッセイ漫画『そのオムツ、俺が換えます』などを連載中。
−−今年1年お世話になった奥さんに、贈りたいものはなんですか?
茅乃舎の出汁セットを贈りたいです。田舎出身の妻は、都会コンプレックスが人一倍強く、料理についても都会で出会った友人や同僚が作るおしゃれな料理と自分のものを比べては不安を感じていたそうです。そんなときお祝い返しでいただいたこの出汁に出会い、味の美味しさと「一流芸能人も使っている」という情報が妻の心に沁みたらしく、多少値は張るのですが、少し無理をしてでも購入しているようです。
そんな妻の作る豚汁は、故郷の赤味噌と茅乃舎の出汁が絶妙にマッチしていて、家に来てくれた友だちに振る舞いたくなるほど美味しいです。
−−宮川さんの作品にはたびたび奥さんがご登場されますが、今年1年で印象深かった奥さんとのエピソート
「共感百景」という“あるある”をテーマにした詩を詠むイベントに、売れっ子芸人さんたちと一緒に出演させていただくことがありました。事前に渡されたお題に対しひたすら詩を書き、妻とどれがいいか綿密にネタを練る日々。その甲斐あって、なんと最優秀共感詩の賞をいただくことができました。そのことを妻にLINEしたら「泣いています」との返信があり、泣くほど嬉しい気持ちになってくれているんだと実感しました。帰ってから賞を獲ったことについての話で持ちきりだったのが、とても印象に残っています。
−−普段奥さんへの感謝の気持ちをどのように伝えていますか?
感謝の気持ちを素直に口頭で伝えるようにしています。例えば、妻の作るご飯に対して「美味しい」と口にしたり、娘を叱る役にまわってもらったときには「助かってる、おかげで娘が間違った方向に行かずに済んだよ」と伝えたりですね。妻に聞いたところ「常にその場で声をかけてくれる、労いの言葉がわかりやすくて良い」とのことでした。
−−結婚してから、宮川さん自身にはどのような変化がありましたか?
生活面で「食べていかなきゃ!」と以前より焦るかと思っていたのですが、各連載の状況や仕事量の調整など、奥さんにスケジュール管理をしてもらうことで、余計なことを考えず、創作だけに頭を使えるようになりました。自分が描きたいこと、作りたい話だけを突き詰めることができて、僕のようなズボラな人間でもちょっとだけストイックになれてる気がします。奥さんがいないとたぶん仕事が回ってないんじゃないかと思うぐらいです。
−−最後に夫婦円満の秘訣を教えてください。
一緒に散歩して、たくさん話すことで仲良くやれている気がします。なんか老夫婦みたいですが、主に娘のことや僕の漫画のことを話しています。歩いてるときに思いついた漫画のネタを妻に話し、笑ってくれたら携帯にメモ。それが実際に漫画になったときに「あの時のネタだね」とまた笑い合う、そんな感じです。近所の公園や川、また天気が良いと小さく富士山も見えるので、夫婦でそういう景色をのんびり眺めるのも毒気が抜けて良いのかもしれません。
感謝の気持ちを口に出して伝えることの大切さ
宮川さんの創作の裏には、スケジュール管理や漫画のネタ出しまで仕事面でもサポートをする奥さんの存在がありました。夫婦二人三脚で漫画を制作している仲睦まじい様子が伝わってきます。そんな奥さんに対して、感謝の気持ちをしっかり言葉にして伝える宮川さん。日常の何気ないことも、口に出して伝えることが大事なのかもしれませんね。
日常系ツイートが人気の恐妻家! その夫婦円満の秘訣とは?5歳さんにインタビュー
続いてインタビューするのは、愛妻家というよりも恐妻家という言葉が似合いそうな5歳さん。Twitterでは奥さんやお子さんの様子をコミカルにツイートをし、フォロワー11万人(2017年12月現在)と人気を集めております。そんな5歳さんが今年1年お世話になった奥さんへ贈りたいものとはなんでしょうか?
5歳(ごさい)
可愛いくも恐ろしい嫁と、可愛い息子達との生活を、日記の様にツイッターで呟いていたら、いつの間にかフォロワーが10万人を超えていました。日々の何気ない生活の中に笑いを。がテーマです。
−−今年1年を振り返って、印象深かった奥さんとのエピソードを教えてください。
新居に引っ越した事ですかね。今まで隙間風の吹くようなボロ家にしか住んだ事しかありませんでしたが、そんな生活からマンションに引っ越したので、嫁のテンションが上がりっぱなしでした。居住環境で人の性格が変わるんだなとしみじみと思いました。それまでしょっちゅう夫婦喧嘩をしていましたが、引越し以来全く喧嘩をしなくなりました。こんな事なら早く引越しすれば良かったなと思います。
−−喧嘩のお話がありましたが、喧嘩をしたときの、仲直りの方法があれば教えてください。
嫁は意地っ張りなので、僕から謝るようにしてます。そしてそのときは美味しいものを食べに行こうと誘います。嫁もある意味、素直なので美味しいものを食べるとすぐに機嫌を直してくれますね。
−−普段奥さんへの感謝の気持ちをどのように伝えていますか?
感謝の気持ちを込めて寝る前にマッサージをしてあげます。これはほぼ毎日の日課になっているのですが、スキンシップという意味でもマッサージはとても良いなと思ってます。ときどきアロマオイルを使ってフットマッサージをやってあげるとめちゃくちゃ喜びます。
−−夫婦円満の秘訣はどんなことでしょうか?
生活の中でのストレスを少しでも削っていくことだと思います。なので、性能の良いドライヤーをプレゼントしてあげたり、良い枕を買ってあげたり、ちょっとしたことで生活や気持ちに余裕が出てくると思います。最近で言えば食洗機を手に入れて、だいぶストレスがなくなったので、これから結婚を考えている人たちにはまず食洗機を買うことをオススメしています。次はお掃除ロボットとかホットクックがほしいですね。
−−最後に、今年1 年お世話になった奥さんに贈りたいものはなんですか?
ちょっと良い値段の、履き心地の良いパンティーです。新しい年に下着を新調すると縁起が良いとも言いますので、年末のプレゼントにも適してますよね。下着の好みは結構難しいですが、嫁の好きなものが段々わかってきたからこそ贈ってあげたいですね。ちなみに嫁は優柔不断なので衣服も僕が選んであげる事が多いです。
ストレスフリーな環境づくりで気持ちに余裕を
ちょっとしたストレスの積み重ねが喧嘩に発展してしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。引っ越しをしたり、家電を充実させたりすることで、喧嘩が減ったという実体験から、ストレスフリーな環境づくりが夫婦円満の秘訣だと語る5歳さん。マッサージが日課となっている献身的な様子からも、奥さんへの愛情が感じられます。奥さんへ贈りたいのがパンティーというのは意外でしたが、それもまたお互いをよく知っているという証明かもしれませんね。
今年1年の感謝の気持ちを伝えよう
愛妻家のお二方から、夫婦円満の秘訣をお聞きしました。感謝の気持ちを素直に伝えることの大切さや、気持ちよく暮らせる環境づくりなど、常に相手のことを気遣う生活の工夫がありましたね。
今年1年お世話になった奥さんへの感謝の気持ちが溢れ出るインタビューとなりました!
みなさんも今年1年お世話になった方へ、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
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(ライター/高山諒 編集/ヒャクマンボルト)
2017年12月22日
Produced by ぐるすぐり食マガジン