「お年賀」でもらって嬉しいものは?
お年賀で「これをもらうとうれしい!」と人気があるのはどのようなものなのでしょうか?
自宅用としてもらう場合と、会社(ビジネス)用としてもらう場合とでも、少し違いがあるようです。
「ぐるなび」で実施した「もらってうれしいお年賀」アンケートの結果をご紹介します。
出典:ぐるなび「おせち・ギフトに関するアンケート」(2017年9月)
「自宅用・会社用」どちらも「お菓子」が最も人気のあるお年賀でした。自宅用なら家族みんなで楽しめますし、会社でも休憩時に気軽に食べることができます。みんなで分けやすい個包装のものが人気のようです。
次いでどちらも人気が高いのが「お酒」です。年の初めというおめでたい時期に渡すものですから、おめでたいときに飲むことの多いお酒はまさにお年賀に最適の商品と言えるのかもしれません。
お菓子、お酒に続いて「お菓子以外の食品」が人気です。こちらは自宅用にもらってうれしいと答える方が多いです。少し豪華なお肉やお魚、お惣菜など、普段の食事を豪華にしたり、おかずを一品プラスできるので喜ばれます。
洗剤や石鹸などの消耗品、雑貨、タオルなどの日用品は、あっても困らない反面、こだわりの商品やメーカーがある場合は逆に持て余してしまうこともあるので、昔と比べると人気は下がっているようです。
親戚・自宅向けは「お菓子」「お酒」がおすすめ
親戚や自宅向けのお年賀は「お菓子」や「お酒」がおすすめです。地元の銘菓や銘酒など、その地方に行かないと手に入らないようなものが特に喜ばれます。また、自分では買わないようなちょっと高級なお菓子やお酒、お肉などの高級品もとくに人気が高いようです。「食べてみたいけど、値段が高いな…」という憧れのものをもらえたら、誰だって嬉しくなってしまいますよね。
ただし、医師から甘いものやお酒を止められている家族がいる場合は、お菓子以外の食品や日用品などを選ぶようにしましょう。
会社・ビジネス向けおすすめは「お菓子」、「日用品」が無難
会社やビジネス向けのお年賀は「お菓子」や「日用品」がおすすめです。ただし、お菓子を贈る場合は焼き菓子などの常温保管が可能で賞味期限が長いものを選びましょう。みんなで分けやすいような個包装で、少し多めに入っているものを贈りましょう。
お酒も人気ですが、贈るときには相手の好みがわかっている場合に限ります。好みがわからない場合は、会社にあっても困らないタオルなどの日用品やコーヒーや紅茶などの消耗品が無難でしょう。
関連コラム
▶お年賀とは?意味や時期、マナーについてお年賀を贈るうえで一番大切なことは、「相手の事情や好みに合わせる」ということですのであらかじめ相手の好みや事情を事前にさりげなくリサーチしておくようにしましょう。おめでたい年始のご挨拶に渡すものですから、相手が喜ぶものを贈るようにしたいですね。
自宅向けと会社向けの予算の相場はどれくらい?
お年賀の予算の相場は、自宅用の場合3,000円~5,000円程度が多いようです。誰にどのくらいの値段のものを贈るかは、相手とのお付き合いの度合いによります。とてもお世話になった方や相手の立場が上の場合は少し値段を高めにするといった感じで調整しましょう。
会社用の場合は、5,000円程度が相場になります。あくまでお年賀は年始挨拶の手土産なので、あまりに高額なものは相手も気をつかってしまいます。相場の範囲内で選びましょう。
親戚や先生など、自宅向けお年賀おすすめベスト3
親戚や習い事の先生など、自宅向けのお年賀のおすすめをご紹介します。家族構成や好みによって最適なものを選んで贈るという細やかな心遣いが、今後の良好な関係維持につながります。
【1】最も無難、少し高級な洋菓子
最も無難かつ人気が高いのが、「少し高級な洋菓子」です。有名店のパティシエや高級ホテル監修のものなど、味はもちろんのこと見た目も美しく華やかな洋菓子は、お正月のおめでたい時期にもぴったりです。少し高級な洋菓子は、「食べてみたいけど、自分で買うのは躊躇するもの」でもありますので、お年賀として贈ると喜ばれることでしょう。
【注目の逸品】バーチ・ディ・ダーマ ¥3,975
200年の伝統を持つ有名店COVA(コヴァ)で今一番注目されているのが「バーチ・ディ・ダーマ」です。使用するチョコレートはこだわりのものをミラノから空輸して使用しています。老舗の洋菓子店の品格が詰まったお菓子は、おめでたい年始の挨拶に大切な方へ渡すのにぴったりです。
【2】大家族に!アソート洋菓子
> ブルターニュ クッキーアソルティ<缶>(23個入)のご購入はこちら
大家族におすすめなのが、いろいろな種類のお菓子が入った「アソート洋菓子」です。ひとつの箱の中に異なる種類のお菓子が詰め合わされているので、それぞれ好みのものを見つけることができるでしょう。
ご家族が多い家庭では、すべての人の好みに合うものを選ぶのは難しいものです。どんなものを贈ればいいか迷ったら、アソート洋菓子を選んでみてはいかがでしょうか。
【注目の逸品】カットシフォン16個&シフォンラスクセット ¥4,250
シフォンケーキ専門店「しふぉんはうす」のお菓子は、保存料やベーキングパウダーを使用せず、国産の原料や体に良い素材にこだわって作られています。カットシフォンとシフォンラスクのセットは、とても人気のある商品です。口に入れるとふわっと舌のうえで溶けてしまうかのような優しい味わいは、老若男女問わずどなたにも喜んでいただけること間違いないでしょう。
> カットシフォン16個&シフォンラスクセットのご購入はこちら
【3】実家・義実家、ご年配の方に「和菓子」
【注目の逸品】【錦】飛騨だがし詰合せ ¥2,160
岐阜の小京都ともいわれる飛騨高山。そんな飛騨高山で長年愛されているのが飛騨駄菓子の名店「音羽屋」です。「飛騨だがし詰め合わせ」は、素朴でどこか懐かしい駄菓子を集めた商品でお茶請けにもぴったりでしょう。お世話になった大切な方への贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。
> 【錦】飛騨だがし詰合せ【12種類(12袋入り)】のご購入はこちら
得意先・会社などビジネス向けお年賀おすすめベスト3
得意先や会社向けなど、ビジネス用のお年賀は会社の方がみんなで楽しめるものを贈るか、経営者の方へ贈るかなど相手に合わせて臨機応変に対応しましょう。今後も良いお付き合いを続けていくために、最適な品を選んでいきましょう。
【1】最も無難、個包装で賞味期限の長い「お菓子」
個包装で賞味期限の長いお菓子は、会社の方みんなで分けて食べることができ、すぐに食べられない場合でも常温で長期間置いておけるものがベストです。切り分けが必要なものや冷蔵品は相手の負担になりやすいので控えましょう。また、個包装のものを選ぶ際は少し多めに入っているものを選びます。
【2】経営者向けなら「少量の高級菓子」
立場上、様々なところからお年賀をもらうことが多いため、量の多いものは消費しきれず相手の負担になる恐れがあります。高品質の高級なお菓子を少量贈ることで、相手の負担にならないうえに、こちら側がお年賀に込めた「あなたのために最高の品を用意しました」という気持ちを伝えることができます。
そのためには、普段どのようなものを好むのかをさりげなく事前にリサーチしておくと安心です。相手の人柄や趣味を考慮して、最適な品をチョイスするようにしましょう。
【3】甘いものが苦手な相手には「せんべい・おかき」
「おせんべいやおかき」といった米菓子は賞味期限が長めのものが多く、個包装のものも多いのでもらった側も負担になりません。ただし、シンプルな材料で作るが故に品質の差がでやすいものでもあるので、お年賀として差し上げるなら上質なものを選ぶようにしましょう。
自宅向けでも会社向けでも、お年賀に選ぶものとして最も大切なのは「相手のことを考えて選ぶ」ということです。新年のあいさつとして、今年一年間の良好なお付き合いを願う気持ちで商品を選び、贈るようにしたいですね。