“最高の口溶けと風味を追求”エトネの焼き菓子詰め合わせ

ここがこだわり

多くスイーツ好きから熱視線を集めている銘店「パティスリーエトネ」

「例えば、ショートケーキはみんなの記憶に残っている味だと思うんです。その記憶を超えたときに本物の“美味しい”が生まれる。私が目指しているのは、そういう定番だからこそ感じられる“驚き”のある美味しさです。」

この言葉を聞いたとき、多田シェフのお菓子を食べてみたい。

強く、そう思いました。

パリの名店「ラデュレ」を経て、神戸北野ホテルプロデュース「イグレックプリュス＋」で看板シェフとして15年活躍された多田征二シェフが2016年夏に独立オープン。
数々の人気作品を生み出してきた名シェフだけにスイーツ好きからは熱視線を集めています。

“マイペースでじっくりといいものを” 多田シェフが屋号に込めた想い

屋号の“etonne”とはフランス語で驚くという意味。

「パティスリーエトネ」では、イグレック時代とは打って変わって、「華やかさや流行を追うよりも、マイペースでじっくりといいものを」という姿勢で、品数は敢えておさえられ、ショーケースに並ぶ商品は15種ほど。

ひとつひとつの商品には多田シェフの想いが込められた“驚き”が隠されています。

ひと味もふた味も違う 口溶けと風味を追求した焼き菓子

お店の人気焼菓子6点を2個づつ詰め合わせたアソートボックス。
いつもの焼き菓子とは違う“驚き”が生まれる理由を以下にご紹介します。

焼き菓子へのこだわり その一 “最高の食感と口溶けを生む徹底した温度管理”

多田シェフは新しい商品を完成させる際に何度も試作を重ねられますが、その際に一番気をつけるのが“素材の温度”です。
1度違うだけでも食感、口溶け、広がる風味が全く違うと言い、商品ひとつひとつに適した温度帯が見つかるまで徹底的に試作を重ねます。
ひとつひとつの素材に合った温度帯を見つけることが、焼き菓子を食べたときの“驚き”につながります。

焼き菓子へのこだわり その二 “口いっぱいに広がる風味を作るバターへのこだわり”

通常のバターは85％が油、残りの15％はホエー(乳清)で出来ています。
この15％のホエーが存在することにより味に雑味が発生したり、焼き菓子が粉っぽくなります。また、ホエーは液体のためパサつく原因となり、食感を邪魔してしまいます。
多田シェフはこのホエーを取り除くために、一度バターを火にかけ、油とホエーを分離させ、ろ過し、100％油だけのクリアなバターを作り上げます。
原価も手間も掛かりますが、この作業が非常に重要と言われます。
この“ろ過”の工程を経たクリアなバターを使うことが“口いっぱいに広がる風味”、“パサつかない口溶け”、そして“驚き”につながっていきます。
ひとつひとつの作業に妥協せず、手間暇かけて丁寧にお菓子を作る多田シェフの姿勢が多くのスイーツ好きから熱視線を受ける理由となります。

ケーク オ フリュイ

生地と同じ量のフルーツを盛り込んだ、とっても贅沢なフルーツパウンドケーキ。

ケーク エキゾティック

バターの風味豊かなのはもちろん、エキゾティックピューレを生地に練り込むことで、とてもフレッシュなフルーツの味を楽しめるように仕上げたトロピカルパウンドケーキ。

紅茶とレーズンパウンド

フランス産の小麦が決め手のアールグレイに漬け込み、紅茶と相性の良いレーズンをたっぷり使用した、紅茶香るパウンドケーキ。

ヴィジタンティーヌ

焦がしバターの香るお菓子とスペイン産アーモンドで作ったフィナンシェ。

レモン香るサブレ

レモンの味を凝縮させたサクサクのサブレ。

ガレット ブルトンヌ

ブルターニュ地方の伝統菓子、バター風味たっぷりでありながら、少し塩味の効いたガレット。

最後に・・

関西スイーツ好きやパティシエの間で話題となっていた多田シェフのお菓子をまだ食べたことがない方は一度この焼き菓子セットから試してみてください。
まだネットで販売をされていないオープン時に、わざわざ遠方から本店を訪れる人が続出した意味を理解して頂けるはず。
そこにはきっと多田シェフが用意した“驚き”が隠されています。