バレンタインに向け手作りチョコを用意した場合、市販のチョコと大きく違うのはそのまま渡せないということ。手作りチョコにはラッピングが不可欠です。そこで今回は、チョコの種類に合わせたラッピングアイディアをご紹介します。
本命チョコは風呂敷で包む (中見出し)
バレンタインとはミスマッチの風呂敷なのでインパクト大です。リボンを結んだり、ギフトタグをつけたり、カードを添えたりと工夫すれば、バレンタインギフトらしくなります。風呂敷のほか、バンダナやハンカチなども再利用できるのでおすすめです。
【包み方】
1.お弁当を包むようにギフトを包む
2.結び目にギフトタグを差し込む
★POINT
細めのネクタイをリボン代わりにして結ぶのもおしゃれです。風呂敷の包み方で印象も大きく変わります。
友チョコは器を使う
義理チョコよりも1人当たりのボリュームがあり、ある程度の個数を用意する友チョコは、容器に入れた上での丸ごとラッピングがおすすめ。コーヒーカップ、湯呑み、グラス、瓶などにチョコを直接入れてラッピングします。ボリュームが多いときはカゴ等を利用しましょう。サイズも豊富で、見た目も豪華です。
【包み方(グラス)】
1.容器にチョコを入れる
2.透明のフィルム袋にカップを入れる
3. ラッピングタイを使って口を閉める
4.ラッピングタイの上にリボンをクロスして配置し、ステープラーでとめる
5.ステープラーの上にシール付き飾りリボンを貼りつける
★POINT
容器が深いときは、クッキングシートや緩衝材を入れて上げ底を作ります。
【包み方(容器)】
1.大きい容器の中に、小さい陶器をセット
2.陶器には直接チョコを入れる
3.大きい容器は食器ではないので、直接食品が触れないようワックスペーパーで包んでから入れる
4.ラップをかけて密封する
5.太いリボンをまき、裏側で合わせ、テープでとめる
6. 細いリボンを結ぶ
★POINT
容器の高さからはみ出ないように入れれば、いつでもご家庭にあるラップでもきれいにラッピングできます。2種類のリボンでラッピングすることでオシャレ度がアップ。
ママ友へのギフトなら、再利用できる瓶やシリコン容器も喜ばれます。写真は麻紐を巻いてネクタイのようにマスキングテープでとめただけの瓶と、リボンで結んだだけのシリコン容器という、シンプルラッピングです。
義理チョコは“紙”を使う
少しずつ、たくさんの人に配る義理チョコは、比較的低コストかつなるべく時間をかけずに用意したいところ。そこで、紙コップや紙袋にひと手間加えて、ギフト仕様にチェンジ。マスキングテープやリボンを使ってアレンジすれば、オリジナルのギフトバッグに仕上がります。
【包み方(紙コップ)】
1.紙コップの飲み口の厚みがある部分を切り取る
2.飲み口から垂直に、カップの半径より少し短い長さに切り込みを入れる
3.最初に入れた切り込みの対角に同じ深さで切り込みを入れる。この要領で8つの切り込みを入れる
4.チョコを詰める
5.切り込みを順に倒していく
6.最後の切り込みを最初の切り込みの下に入れて閉じる
7.上にシールや飾りをつけて完成。リボンで結んだり、カップケーキ風に飾りつけたりと、アレンジ次第で雰囲気も大きく変わる紙コップボックスです
★POINT
カラフルな紙コップを使えば、飾り付けがなくてもかわいいです。
切り込みが深すぎた場合は蓋の部分が少し盛り上がった感じになりますが、グッと押し込むとしっかりとまるので大丈夫。穴をあけて取っ手をつけてもおしゃれです。
【包み方(小袋)】
1.食品用の紙袋や透明フィルム袋にチョコを詰める
2.中身が動かないよう、余った部分を折りたたむ
3.ギフトタグを挟みながら、マスキングテープでとめる
★POINT
小袋もマスキングテープやギフトタグでひと手間加えると、ぐっと贈りものっぽくなります。
今回のラッピングには、100円ショップをフル活用しました。この時期はラッピング用品も増えており、紙容器からフィルム袋、ギフトタグまでセットになったお手軽なものも豊富にあります。
油っぽい食品などの場合は、ワックスペーパーがおすすめ。お菓子をペーパーに包んでからラッピングしましょう。ワックスペーパーでしっかりと包んでリボンをかければ、これだけでもラッピングとして贈り物になります。