シェフが考えるおせちリメイクレシピ
日本のお正月の食卓を彩る華やかなおせち料理。重箱につい残ってしまうおせちのメニューや食材が、一流のシェフの手によって美味しく生まれ変わった、 おせちリメイクレシピ、アレンジレシピをご紹介します。おせちの残り物、おせちの余りはこのページを見れば新年のおせちの楽しみ方も2倍に!
日本のお正月と言えばおせち料理が欠かせません。 お正月におせちを食べないと新年を迎えた気にならないですよね。
黒豆、数の子、栗きんとんに田作りなど、 おせちの豊富なメニューそれぞれに無病息災や子孫繁栄など 様々な願いが込められており、また日持ちするよう工夫もされています。
ただ新年も3、4日経つと、重箱の中のおせちメニューに 人気・不人気が出てきたり、余る、 といったご家庭も多いのではないでしょうか?
実際、おせちで余ってしまうメニューについてアンケートを実施した所、 以下のランキング1~10位という結果が出ました(ぐるなび調べ)。
1位 「黒豆」
2位 「田作り」」
3位 「お煮しめ」」
4位 「紅白なます」」
5位 「紅白かまぼこ」」
6位 「栗きんとん」」
7位 「昆布巻き(にしん)」」
8位 「酢レンコン」」
9位 「くわい」」
10位 「数の子」
ランクインしたメニューが余ってしまうのは、 「大量に作る事が多いためどうしても余ってしまう」 「食べている内に飽きてくるから」といった理由が挙がりました。
そこで今回、残ってしまうおせち料理を有効に美味しく最後まで食べる! をテーマに、「シェフごはん」と「ぐるなび食市場」のコラボ企画として、 レストランの一流シェフに参加いただき、おせち料理のメニューや食材を使った 全く新しいおせちリメイク料理のレシピをご紹介します!
リメイクレシピのジャンルは 「フレンチ」、「イタリアン」、「中華」、「和食」とバラエティに富んでおり、 どれを取っても「おせちからこんな料理が作れるの?!」と 驚く事間違いなしです。
もちろん、お味に関しては皆さんの想像を遥かに超える美味しさです!
今回のお正月は、おせちリメイクレシピで 新たな楽しみを発見してみては如何でしょうか?
1.「黒豆」を使ったリメイクレシピ
黒豆は、「まめ(健康的)」に暮らせますようにとの願いがあります。 黒い色は邪気を払う意味もあると言われています。
2.「田作り」を使ったリメイクレシピ
田作りは、関東風の祝い肴三種として欠かせないもののひとつです。 江戸時代に、田植えの高級肥料として片口いわしが使われたことから、 豊作の願いを込めています。
3.「お煮しめ」を使ったリメイクレシピ
おせち料理の食材の一つである煮しめのいわれは、レンコン=見通しがきく、里芋は=子宝にめぐまれるように、ごぼう=豊年と1年の息災、など各食材に願いが込められています。
4.「紅白なます」を使ったリメイクレシピ
人参と大根で紅白のおめでたい色を表し、平和の願いがこめられています。
5.「紅白かまぼこ」を使ったリメイクレシピ
かまぼこは、「日の出」を象徴とし、赤は魔よけ、白は清浄を意味しています。飾り切りのバリエーションも豊富。
6.「栗きんとん」を使ったリメイクレシピ
栗きんとんは「金団」は黄金の団子の意味。見た目のイメージから金銀財宝に見立てています。
7.「昆布巻き(にしん)」を使ったリメイクレシピ
昆布巻きは、「よろこぶ」の語呂合わせからおめでたい席には欠かせない料理です。
8.「酢レンコン」を使ったリメイクレシピ
レンコンは、語呂合わせではなく、まっすぐ通った穴から、「見通しがきく」という意味があります。
9.「くわい」を使ったリメイクレシピ
くわいは、芽が出ること、また子球がたくさんとれることから子孫繁栄への願いがこめられています。
10.「数の子」を使ったリメイクレシピ
数の子は、たくさんの卵が詰まっていることから、子孫繁栄の意味が込められています。