まめやの贈り物【2】

型抜きという遊び心

先日、手土産としてお持ち頂いたカステラが、あまりにも可愛くて上品でしたので今回ご紹介します。カステラの上面に金箔が貼ってあり、蝶々と桜のカットが入っている、遊び心満載の頂き物でした

中を開けると皆さんのイメージどおりの棒状のカステラが現れます。3つにカットできるように線が入っていて、その１つ１つに桜や蝶々の模様が入っています。3つにカットしてそのまま頂いても良いですが、このカステラは季節の絵柄が特殊カットされていて、型抜きができるようになっていますので、せっかくですから、是非、型抜きにトライしてみてください。

型抜きするとこんなに可愛くなるのです。更にそれをスライスすると金の桜や黄色の桜が出来上がります！とってもお洒落な和デザートでお気に入りです。 この、遊び心があるカステラを作っているのは、「まめや金澤 萬久」さん。北陸新幹線で盛り上がっている金沢に本店があり、「ちょこ豆」という商品でも人気のお店です。なんでもここは、日本でも数台しかないフランス製の最新カットマシーンで、 これまでできなかった曲線や複雑なラインの切り出しに成功したのだとか。

季節ごとに様々な柄が楽しめますし、干支のデザインもあります。季節に敏感な大事な方への手土産を選ぶ機会があれば、是非。カステラで季節を感じさせるなんて、すごく素敵だとは思いませんか？

豆型の紙器に、九谷の職人がひとつひとつ手描きで絵付けを

売り場に行くたびに幸せな気分になれる、なんとも愛らしい豆菓子たちです。四季折々に変わる花や風物詩、うさぎやパンダ、動物の表情も素朴な干支コレクション。そして「おめでとうございます」、「ありがとうございます」、「お世話になりました」といったメッセージ入りの箱やお目出たい熨斗のデザインは、相手に合わせたお祝いやお礼の贈り物にピッタリです。松屋銀座店限定の歌舞伎やガス灯の絵柄、東京駅グランスタ店限定の赤レンガ駅舎のデザインも素敵です。金沢生まれのまめやの豆箱は、九谷焼職人の奥様たちがひとつひとつ手描きで絵付けをしているそうです。豆のかたちの曲線がとても温かいですね。 豆箱図鑑http://www.mameya-bankyu.com/hpgen/HPB/entries/3.html

絵柄も中身も自由にチョイスできるのが、嬉しい！

まめや金澤萬久は、古都・金沢の伝統文化と創意あふれる新しい和洋の融合が魅力。加賀・能登の有機大豆や黒豆の生産者さんに支えられたこだわりの素材なので、豆好きにはとても喜ばれる香ばしさです。ちょこ豆、黒豆しょこらといった「豆菓子×チョコレート」や「黒豆おかき×チョコレート」といったしっとり新感覚モノも若い方に人気だそう。 何より嬉しいのは豆のフレーバーの豊富さ。「アールグレイ」、「イタリアン」、「ビター＆抹茶」、「紅白豆」など、箱の中身も絵柄も自由に選べるのがとって楽しいですね。お世話になった方に、ほんの気持ちです・・とお渡しするのに好適品。

型紙摺りの技法を駆使した豆型紙箱も素敵

かつて加賀百万石と言われた金沢。また、小京都とも称されるほど優雅というか絢爛な雰囲気は、街じゅうの至るところから伝わってきます。そんな「和」の空気が、お土産のお菓子にも息づいています。「まめや金澤萬久」をご存じでしょうか？　株式会社ぶどうの木という、ブライダルやレストランなどを展開する企業のブランドで、能登大納言や金沢大地・井村氏が栽培する有機大豆など、希少価値の高い加賀能登の豆を使った豆菓子のほか、金沢らしく贅沢に金箔を一枚貼りしたカステラも製造販売しています。今回オススメさせていただくのが「有機大豆の炒り豆」というシリーズ。見て下さい、この美しき白い豆型の容器。これは、古くから続く「型紙摺り」という技法で作られた紙箱で、まさに豆の形をかたどっています。

国産有機大豆の香ばしさ＆みたらし味のふくよかさがいい

いろんな絵柄があるのですが、日々、描き続けられていて、全てひとつひとつが石川の誇る九谷焼の四季感覚を取り入れた、九谷の里の奥様方による手書きなんです。そんな素敵な紙箱の中には、炒り豆が入っているわけです。種類豊富で「みたらし豆」、「しおみつ」、「梅」、「磯海苔」など。中でも一番人気なのは「みたらし豆」です。国産の有機大豆を用いた炒り豆なので、大豆の硬さと香ばしさがあり、そしてネーミングからも分かるとおり、ほんのりと「みたらし」味に仕上げたタイプ。金沢大野の醤油や砂糖、唐辛子で、ふくよかな甘さとしょっぱさ、あとからほんのり伝わる辛さで、食べ進む手が止まりません。緑茶や紅茶などと一緒に味わえば、ちょっと小粋なひとときが楽しめます。

お知り合いの結婚式の引き菓子に戴いたお菓子です。

なんとも可愛らしい和紙製の豆箱は、一つ一つが手描きだそうで、形にも絵柄にもほっこり。

その豆箱を開けると、2種類の豆菓子が。

一つはおめでたい紅白の炒り豆。国産の有機大豆を炒り豆にし、梅味の紅色豆と、能登塩を使ったしおみつ味。どちらもあっさりと後を引く味で、老若男女に好まれます。

あと、一つは「しみみ」という聞きなれない名前のお一口サイズの黒豆おかき。

カリッとかじると、中にはしみこみ黄な粉チョコレートが！

チョコレートの甘さと、黒豆おかきのミスマッチが新食感で、たまらなく美味しかったです。

一つ、また一つと食べてしまいました。

個包装になっており、忘年会や新年会のお集まりにも役立ちそうです。

豆箱は全ての図案をてがける絵作家・中くみこさん

はじめ、九谷の奥方様からなる職人たちにより全て手描きで絵付けされているそうです。

2019年の干支「亥(いのしし)」のものもあるそうで、お年賀にピッタリ！

便利な通信販売もあるそうなので、是非、お試し下さいませ。

もうすぐ敬老の日ですね。連休にあわせて、元気な顔を見せに帰省する方も多いのではないでしょうか。日々忙しくすごされている方の多くは、乗り換えの駅でお土産を買って行く、なんて人多いと思います。

そこで人が多く行き交う東京駅から帰省する際におすすめ、お年寄も大満足のお土産をご紹介いたします。お年寄りに優しい気遣いのあるお土産を選ぶポイントは、柔らかいもの、味付けの濃すぎないもの、喉に詰まらせない喉ごしのよいもの等々、なによりおばあちゃんやおじいちゃんに喜んでいただけるものを、10点選びました。

1：老舗「とらや」のスマート羊羹は東京駅限定

老舗「とらや」定番の小形羊羹が、東京駅、駅舎のモチーフが描かれた限定パッケージに包まれています。東京駅でしか買えないレア物です。包丁いらず、お手軽なスティックタイプの食べやすくスマートな羊羹は、その老舗の変わらぬ味に加えて、食べる方への優しさも込められています。手帳サイズのお洒落なパッケージに入って、東京土産の王道といえる逸品です。

2：可愛らしくて食べごたえもある、一口最中は色とりどり

自由が丘にある蜂の家（はちのや）の「まゆ最中」は、東京駅でも購入できます。蚕の繭玉を象った最中の皮は、ほんのりと優しく色付けされています。白、桃色、黄緑、紫、茶の5色の中には、小倉、胡麻、白つぶし、柚子、黒糖の5種類の餡が詰められていて、１色ずつ色と香りと味の変化が楽しめそうです。皮が薄く、餡もとてもなめらかとのことなのですが、胡麻や黒糖はずっしり食べごたえあるとのことで、一口サイズで大満足できそうです。

3：秋の味覚、焼き芋と栗を合わせた餡が絶妙揚げまんじゅう

目黒名物の御門屋の「揚げまんじゅう」、秋の期間限定フレーバーのご紹介です。秋の味、焼き芋と栗を合わせた甘過ぎない白餡が揚げまんじゅうの中にぎっしりと詰まっています。食べやすいサイズ感で、自分用のおやつももちろん、手土産にも気が利く一品です。ひとつ100円でバラ売りをしているので、定番の「こし餡」と「胡麻味」もあわせて楽しみたいところです。

4：伝統の和の味、さっぱり軽い食感の上野みはしのあんみつ

伝統のプロの味、上野みはしのあんみつは、軽いさらっとした餡が特徴的で有名です。北海道十勝産の選りすぐりの小豆を丁寧に漉しているそうです。具材は全てシンプルで、最小限なのに、計算された最大に良いバランスで提供されているのが魅力です。手作りの柔らかい求肥にさっぱりした缶みかん。小豆は固すぎず柔らかすぎず、しっかり豆の味なんだとか。寒天は静岡の天草使用で、みずみずしさ満点とのことです。具材をまとめる蜜も喉ごしよく、するするさっぱりとしているのだそうですよ！

5：芳醇バナナと焦がしキャラメルと。大人のパウンドケーキ

NOAKE の一番人気商品「キャラメルバナーヌ」は、適度な甘さにほろ苦さがマッチしたパウンドケーキとして有名です。バナナの風味と焦がしキャラメルのほろ苦さが見事に溶け合っています。水引のような和テイストのデザインの箱を開けると、濃厚で芳醇なバナナの香りが漂ってくるのがたまらないのだとか。縦に切ったバナナの断面をパウンドの表面に施したデザインも斬新で目をひきますし、上品でかつ濃厚なとろけるような美味しさをぜひ味わってみてください。

[紹介記事]

とろけるようなバナナの風味とキャラメルのほろ苦さが絶妙！「キャラメルバナーヌ」

6：和洋のコラボ、彩り和ラスクはサクッと軽い上品な味

パティシエの辻口博啓さんが手掛ける、様々な新感覚「和スイーツ」を発信するのは、和楽紅屋。中でも彩り和ラスクは大人気です。10種の和の素材をラスクにしました。品よく並んだ10種類のラスクは、プレーン・あまおう苺・天空抹茶・きなこ・紫芋・味噌・あおさ黒胡椒・ごぼう・ごま・ゆず胡椒。どれも、上品で優しい甘さとのことで、食べ飽きない味わい。故郷の方もきっと喜んでくれるでしょう。

7：東京駅限定の箱もあります。まめやのちょこ豆

豆を象って四季折々の絵柄が用意された箱の中には、豆菓子を選んで詰められます。ちょこ豆のほかアールグレイ、イタリアンなど新感覚の味わいが特徴のまめや金澤萬久の豆菓子。

箱の絵は、手描きの絵付けで豊富なデザイン、東京駅限定の赤レンガ駅舎のデザインも素敵です。まめや金澤萬久の豆菓子は、金沢の伝統と新感覚の和洋コラボ。こだわりの素材で、外も中も自由に組み合わせてあの方へ。

[紹介記事]

愛らしいまめやのちょこ豆。季節の豆箱。

8：ふるさとに『秋』を携えて……、桂新堂の「秋ひらり」

慶応の時代から続くえびせんべいの老舗、桂新堂の「秋ひらり」は、秋を感じさせる、洒落たお煎餅の詰め合わせです。磯の風味満点の甘えび、赤えびだけでなく、紅葉、栗、稲穂、実りなどのフレーバーも揃っています。クッキーに近い栗、塩気の効いた少しスパイシーな味わいの紅葉や稲穂。見た目も可愛い絵柄はイカスミ・紅麹・クチナシから抽出された色素で描かれ、身体にも安心・安全です。

※絵柄は季節によって変動があります。

9：丁寧に作られた海老煎餅の深い味わいが口に拡がる「ゆかり」

愛知県の県魚「車海老」を使った絶品のお菓子、坂角総本家の「ゆかり」は、素材の新鮮さへのこだわりが活きているそうです。海老、車海老、芝海老、甘海老、桜海老、帆立の海鮮素材は、全て仕入れの際に鮮度を見極めて買い付けされます。そして、煎餅に加工する際の手作業など、手間暇をかけて磯の風味を閉じ込めるのです。そしてできあがる独特のパリパリ感が特徴なんだそうです！飽きの来ない深い味わいを、東京駅でもお買い求めできます。

10：150年の伝統が生きる、究極的まんじゅう「山田屋まんじゅう」

饅頭の究極型といわれる「山田屋まんじゅう」。慶応3年創業の老舗です。北海道は十勝産、味と風味はもちろん、粒の形もよく大きさが揃っている二等級の大豆、上品な白双糖も用いて、秘伝の製法で作られています。透き通るような皮に包まれたまんじゅうは、その絶妙の喉ごしと上品な甘さが楽しめます。22gの小ぶりさがポイントで、もう一つ食べたいと思わせる美味しさ。初代から脈々と続く「一品不変」の技とこだわりが誇りです。