目次
・産地は「オホーツク海」日本で水揚げされるのは「北海道」のみ
・\年末早割/極上特大 タラバ蟹 ボイル 800g前後【送料無料/ギフト/お歳暮/BBQ/たらば/たらば蟹/タラバガニ/かに/カニ/ますよね】
・【在庫限りの大放出】【年末年始指定OK】生タラバガニ ポーション 1kg前後(4~9本前後) 超特大 剥き身 かに鍋 カニステーキ 蟹パーティ
たらば蟹とは?旬はいつ?産地は?
たらば蟹は水温の低い海に住んでおり、生物学的にはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科というヤドカリの仲間に分類されています。鱈と同じ漁場にいるため、「たらば(鱈場)蟹」という名が付けられたそうです。
たらば蟹の旬は二度あり、一度目は流氷が去って身の甘みが増す4月から5月。二度目は脱皮を終えて身がぎゅっと詰まる11月から2月にかけてです。禁漁の時期と重なってしまう漁場も中にはありますが、美味しく味わえるチャンスが年に二度あるというのは嬉しいですね。
産地は「オホーツク海」日本で水揚げされるのは「北海道」のみ
たらば蟹の主な漁場はオホーツク海やベーリング海です。寒い海にしか生息しないため、日本では北海道のみで水揚げされていますが、国内で流通しているたらば蟹のうち北海道産はわずか5%ほどで、残りの95%は輸入品になっています。
輸入先はロシア、アメリカ、ノルウェーと続いており、この上位3か国の順位は14年連続で変わっていません。国内での水揚げ量と輸入量をそれぞれ見比べてみると、国産のたらば蟹がいかに貴重であるかがよくわかりますね。
味は?大きさは?ズワイガニとの違いを比較
ズワイガニ | たらば蟹 | |
---|---|---|
イメージ | ||
分類 | カニの一種 | ヤドカリの一種 |
主な産地 | 兵庫県、鳥取県など | 北海道、ロシア、ノルウェーなど |
味の特徴 | 旨味が強くやわらかい触感 | 身が大きく食べ応えのある触感 |
向いている料理 | 刺身、カニしゃぶ | 焼き物、ボイル |
相場価格 | 1,000~5,000円 | 2,000~10,000円 |
国内食用カニの代表格ズワイガニと比較しながら、たらば蟹について少し詳しくご紹介しましょう。
甲羅が小ぶりで脚も細長いズワイガニに対して、たらば蟹は甲羅が大きく、脚もがっしりと太いのが特徴です。ヤドカリの仲間であることからかにみそがほとんど入っていない点は残念ですが、身の食べごたえとボリュームは随一です。
たらば蟹は繊細で甘みの強いズワイガニと比べて淡泊な味ともいわれますが、旬の時期には寒い海で旨味をたっぷりと溜め込んだ身肉を味わうことができるでしょう。プリプリ食感の身肉に豪快にかぶりついて、お口の中がカニでいっぱい…という幸せを感じることができるのはたらば蟹最大の魅力です。
花咲ガニはたらば蟹とどう違うの?
花咲ガニという名前を聞いたことがありますか?花咲ガニもたらば蟹と同じくエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科、つまりヤドカリの仲間に当たります。たらば蟹よりも小型で脚も短く、トゲトゲしているのが特徴です。根室の花咲港が漁場であることや、茹でると花が咲いたように赤く色づくことから名づけられたといわれています。
日本の近海では根室・釧路にしか生息しておらず、夏から秋にかけて旬を迎え、昆布などを食べるので独特な風味とコクのある味に育ちます。花咲ガニは漁期が短く漁獲量も少ないため、「幻のカニ」と呼ばれています。
たらば蟹の茹で方・さばき方
外食や旅先でいただくカニもよいですが、ご家庭でわいわい楽しむカニはいっそう美味しく感じられるものです。タラバガニの茹で方とさばき方をマスターして、ご家族のお誕生日やお祝いにサプライズで振る舞ってみてはいかがでしょう?
茹で方
生のタラバガニを買ったりもらったりしたら、まずは茹でてしまうことをおすすめします(すでにボイルされた状態であれば茹で直す必要はありません)。
※さばいてから茹でたい場合やお刺身で食べたい場合は、先に下の【さばき方】をご参照ください。
- 【用意するもの】
- ・大きめの鍋(たらば蟹が入る大きさのもの)
- ・水(蟹が覆いかぶさるくらい)
- ・3%の塩水(水1リットルに30グラム(大さじ2)の食塩)
- 大きめの鍋に水を沸騰させ、分量の塩を加える
- 背中(甲羅)側を下にして、洗った毛ガニを鍋に入れる
- 再沸騰したら落し蓋をし、弱火から中火で茹で上げる(茹で時間の目安は30~40分)
※途中で差し水をしてお湯の温度を下げてしまうと毛ガニが黒ずんでしまい、仕上がりがきれいな色にならないため注意してください!
※落し蓋がない場合はアルミホイルで蓋をすれば大丈夫です
たらば蟹のさばき方・食べ方
ここでは、初めての方でも簡単にできる「たらば蟹のさばき方と食べ方」を説明します。
- 【用意するもの】
- ・出刃包丁(よく切れるもの)
- ・軍手
- ・蟹スプーン(蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具)
※たらば蟹の甲羅は固く危険なので軍手をはめてさばいていきましょう。
1.蟹をうらがえしてまな板の上に置き、「ふんどし」に包丁を入れて切り込みをいれる
2.切り込みが入ったら手で引っ張り、ふんどし部分を引きはがす
「ふんどし」部分にも身がついているのでこの部分も食べることができます
(コロッケやピラフなどに入れるのがおススメ!)
3.すべての足とはさみを切り落とす
※蟹の第一関節の内側は粘膜で出来ているので切りやすいです
4.足の切り方【その1】来客用(デパートで売っているような切り方)
足の裏側を手前から外側へ包丁で削ぎながら切る
※蟹の甲羅の裏側はやわらかく切りやすい、外側はかたいので切りにくいです
5.足の切り方【その2】家庭用(一般的な切り方)
足の内側に包丁を縦に入れる、左右に手で割く
※6.と7.はお好きな切り方をお選びください
6.胴体は、ふんどしがあった部分から甲羅と中身(上下)2つに手で割り、ちぎる
※たらば蟹はヤドカリの仲間なので、「カニ味噌」はあまりありません。
7.ガニ(エラ)は食べられないので手でちぎってはずす
8.内側から包丁で真ん中を2つに切る
さらに足の付け根(4本あるうちの1本ずつの間)に包丁をいれて切る
関節(筒状の形)を半分にするようにさらに縦に切る
※胴体は合計16個に切り離されます
お皿に盛りつけてできあがりです。蟹スプーンで身をかきだしてお召し上がりくだい。
たらば蟹の美味しい食べ方
たらば蟹の美味しさを堪能できる食べ方と簡単なレシピをご紹介します。
焼きたらば蟹
- 【材料】
- ・たらば蟹の脚
- ・柑橘類、しょうゆ(お好みで)
- タラバガニの脚の殻を上半分だけ剥く
- グリル、トースターなどで殻に焼き目がつくまでこんがり焼く(生なら15分、ボイルなら5~10分程度)
- お好みで柑橘類を絞ったり、しょうゆを垂らしたりしていただきます。
かにしゃぶ
- 【材料】
- たらば蟹
- 豆腐、きのこ、野菜などお好みの具材
- だし汁(昆布だしがおすすめ)
- みりん、薄口しょうゆ…それぞれだし汁の10分の1ずつ
- 酒、塩…少々
- ポン酢
- 浅葱、もみじおろしなどお好みの薬味
- だし汁、みりん、薄口しょうゆ、酒、塩を煮立て、カニ以外の具材に火を通す
- 食べる直前にたらば蟹を加え、10秒ほどだし汁へくぐらてポン酢や薬味と一緒にいただきます。
蟹汁(たらば蟹のおみそ汁)
- 【材料】
- たらば蟹
- 大根、豆腐などお好みの具材(白菜、たまねぎなど甘みが強く出る野菜は避ける)
- 味噌
- たらば蟹を洗い、だしが出やすいように殻へ切り込みを入れる
- 鍋にカニと水を入れ、強火にかける(水から火へかけることでカニのだしがよく出ます)
- 沸騰したら中火にし、アクが出たら丁寧に取る
- カニ以外の具材を入れ、再沸騰したら弱火にして火が通るまで煮る
- 味噌を溶き入れたら出来上がりです。
たらば蟹の炊き込みご飯・釜飯
- 【材料】(2人分)
- タラバガニ(ボイル済み)の脚…2~3本分
- タラバガニ(ボイル済み)の爪…2本分
- お米…1.5合
- しいたけ…1枚
- 人参…4分の1本
- 銀杏…4個
- 酒、みりん、薄口しょうゆ…各大さじ1
- 塩…少々
- お米は研いでざるに上げておく(30分~1時間)
- しいたけと人参は千切りにする
- たらば蟹の脚の身はほぐし、爪の部分は食べやすいように殻にハサミを入れておく
- 炊飯器にお米を入れて通常の水加減にし、酒・みりん・薄口しょうゆ・塩を入れて軽く混ぜる
- しいたけ・人参・ほぐしたタラバガニの身をのせ、炊飯する
- 炊き上がったら10分ほど蒸らし、全体を混ぜて盛り付ける
- たらば蟹のハサミと銀杏を飾って出来上がりです。
たらば蟹のおすすめ商品3選
たらば蟹を美味しく食べたい!という方のために、おすすめ商品をご紹介します。
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特大サイズ厳選!口いっぱいに頬張れる旨み濃厚なタラバ蟹足!お子様も食べやすく大人気。プリっとした太い脚を口いっぱいに頬張った時の満足感はなんとも言えません♪
【在庫限りの大放出】【年末年始指定OK】生タラバガニ ポーション 1kg前後(4~9本前後) 超特大 剥き身 かに鍋 カニステーキ 蟹パーティ
カニの王様タラバガニの飛びぬけて大きな貴重な姿を選び、1杯から数本しか取れないBIG足を贅沢にも生剥き身に仕上げました。タラバ蟹特有の肉厚歯ごたえ、ムチムチな身質と甘みで至福のひと時をお過ごしください。
おまけ付き!北海道産 たらば蟹 ボイル 2肩 約900g前後
たらば蟹はボイルすると蟹味噌が溶けて少なくなってしまい、なかなか食べることができません。 蟹味噌を味わっていただけるように、蟹味噌200gをおまけでプレゼント! 身をほぐして食べても良し。そのまま食べても良し。 絶品の蟹味噌です。
実はヤドカリの仲間であるタラバガニ。分類は何であれ、その美味しさは変わりません。さまざまな食材とも相性がいいので、お好みの召し上がり方でご堪能ください。