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釣り VS 購入!鯛をお得に購入する方法を調べてみた

公開日時:2018/08/22 10:00 

おせち・お正月料理に欠かせない尾頭付きの鯛。鯛は買った方が安いのか?釣った方が安いのか?築地市場で売っている鯛の価格と実際に船に乗って釣った費用を比べてみました。

尾頭付きの鯛、釣りVS購入で 費用対効果を比べてみた件

鯛は買った方が安いのか、釣った方が安いのか?実際に釣り船に乗って計算してみましたよ!
伝統的な和風のおせちに限らず、日本人にとっておめでたい席に欠かせないのが、鯛ですよね。
もちろん“めでたい”という言葉から来ています。鯛の尾頭付き、という言葉だけでなんだかワクワクしますよね。

おせち料理でも、重箱に入ったり、別のお膳に用意されたりします。何でも“睨み鯛”と言って、お正月の三が日は箸を付けないのがしきたりだそうです。これは関西がルーツの習慣だとか。

ぐるなび食市場のおせち特集でも、重箱に入っていたり、別だったりいろいろですね。鯛があるとないとでは、お値段もそれなりに違うようです。

おせちをお買い求めの方は、「自分で作ると手間がかかるもの」が入っているものを選んで、自作が容易そうなものは、ご家庭で作る、という方も多いようです。

そこで鯛です。「睨み鯛」のレシピを調べてみましょう。

睨み鯛
•尾頭付きの鯛の内臓とウロコを取り除く。
•胴に3~5本の飾り包丁を入れ、塩をまぶし、ひれと尻尾には、多めの塩をつけてこげ落ちないようにして、焼き上げる。


これなら、自作できそうです!鯛の分を浮かせて、その分別の豪華なおせちを買った方がいい!
早速、市場価格をリサーチに行ってみましょう。

まずは渋谷のデパ地下へ。

天然真鯛、1尾3,590円。けっこういいお値段なんですね。なるほど。 次は東京が誇る魚市場、築地市場に行ってみましょう。

こちらの「天然真鯛」は2,000円。さすが、渋谷のデパ地下よりは安いです。

築地だとこの品質、大きさのものがだいたい2,000~2,400円くらいのようですね。なるほど、なるほど。

早速会社で、釣りと魚に詳しい方に相談してみます。この方、釣りにすごく詳しいそうで、お名前は「外道釣り師」とおっしゃるそうです。

外道「2,000~2,400円か。まあ悪くはないけど、全部網で大量に漁獲されてるから、安いんでしょ」

筆者「なるほど。これより品質の良い鯛を、より安く手に入れる方法ありますかね?おせち料理に極上の鯛を使いたいんですけど・・・」

外道「そりゃー、網で獲るより、釣り上げた鯛のほうが新鮮だし、価値が違うから市場価格は高いよ。今の時期だったら一本で13,000円くらいするんじゃないかな?網と全然値段は違う」

筆者「え!?13,000円!?外道さん、鯛釣ったことあるんですか?僕でも釣れますか?天然ものなら釣った方が安上がりですか?」

外道「鯛は基本的に一年中釣れるし、今、シンプルで面白い釣り方が流行ってて、ビギナーでも釣れる可能性あるから、教えてあげるよ。コーチ料と、もし釣れたらコミッションもよろしくね」

さすが外道さんはお金に詳しい!頼りになります。

いざ飯岡へ!
さて、外道さんの音頭で社内で鯛釣りの同行者を集うと、あっという間に計10人が集まり、一路千葉県旭市へ。10月某日、土曜の朝4時に船宿に集合です!

外房・飯岡港で創業45年の老舗、釣船・梅花丸さんに到着。

ここまで使ったお金を計算しておくと

釣りの仕掛け 800円(1人分)
船代 12,000円(1人分)
高速代(往復分) 2,176円(1人あたり)
計 14,976円(1人あたり)

つまり10人でかかった経費は149,760円。築地市場で売っている2,000円の網漁の鯛、75匹分。一人8匹ノルマ!?これはどう考えても無理なので、あっさり方向変換して手釣りの天然ものの鯛で計算することにしましょう。相場は13,000円だから、12匹以上釣れればもとがとれることになります。よし、やってやるぜ!

さて、外道さんが言っていた「ビギナーでも鯛を釣ることができる、シンプルで面白い釣り方」とはどんなものなのでしょうか。

【参考URL】
http://fishing.shimano.co.jp/fishing_info/ht_hitotutenya/tenya01.html
http://fishing-fujiwara.com/fishing/genre/category/tenya/
http://niftsuri.cocolog-nifty.com/premium/2013/11/post-01e9.html

簡単に言えば、ルアーフィッシングのような手軽な仕掛けと錘で、我々のような素人でも、高度な技術を必要とせずに鯛を釣れるようにした釣り方、それがこの「一つテンヤ」という釣り方です。針にエビをつけ、水深30メートルの海底までゆらゆらと落とす。海底に錘が着いたら、しゃくりあげたりまた落としたりして、鯛を誘う。これを繰り返してアタリを待つ・・・といった具合です。果たしてビギナーズラックはあるのでしょうか?

朝5時。魚群レーダー完備の梅花丸でいざ出港です!

ところで、皆さん、10月は週末のたびに台風が日本列島に近づいていたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。この日は無事に釣り船は出たものの、はるかかなた沖縄付近にある台風の影響で、波が大きかった。鯛釣りのポイントまで通常は20分ほどだそうですが、この日は45分ほど。我々ビギナーはすっかり船酔いモード。外道さんはじめ、ベテランの皆さんもこの日はさすがに酔っていたとのことです。

ポイントに到着。だいぶ明るくなって、鯛釣りのスタートです!

隣のBさんをパチリ。これ写真だけでも波のうねりが大きいのがなんとなくわかりますね・・・。ちなみに私はこの頃顔面蒼白で、釣りどころではない状態でしたよ・・・

そうこうしているうちに、外道さんに当たりが!早い!網から尾が見えますね。鯛です!¥13,000ゲーーーーット!チャリーン。

いい顔してらっしゃいます。 外道「でもね、波が高くて、潮の流れも今日は難しいから、テンヤが底に着いたかどうかと、当たりがきてるかどうかが、今日はめちゃめちゃ分かりづらいと思う。今日の釣りは難しいよ。台風来てなかったらもっと穏やかなんだけどね」

なるほど、今日は条件悪いのか・・・。外道さんにあと11本あげてもらうしかないのか?!

おっと、筆者の隣のBさんにも当たりが来たようです!

船長の梅花さんが網を用意してくれます。

よっしゃー!

Bさんも¥13,000円ゲーーーーーット!チャリーン。あと10匹!

おおおBさんの隣のCさんも!ちなみにこの日Cさんは絶好調で、鯛を3匹釣り上げてました。1人で39,000円!おせち料理屋さんに買ってもらえますよ!

9時くらいまでこのポイントでチャレンジしましたが、当たりも減ってきたり波も高くなってきたりなので別のポイントに移動。ちなみに筆者はシイラという魚が3回かかりました。ハワイではマヒマヒと呼ばれている魚です。鯛には縁がなかった・・・・

こちらはKさんが釣り上げたフグ!連れて帰ってもさすがに自分でさばく勇気がなかったそうで(笑)、海に帰ってもらったとのこと。ちなみにフグにかかっている紫色の物体が今日使った仕掛けの「テンヤ」です。

外道「あ、このフグはね、正式にはショウサイフグって名前。これ専門の釣り船があるくらい美味い魚なのよ。専門の船だと調理師免許持ってるんで陸に上がったらすぐにさばいてくれるんだけど、今回は違ったからね。しかたないね」

魚釣りには朝マズメ・夕マズメという言葉があるそうで、夜が明ける時間帯と、夜になる時間帯が一番連れるそうです。この日もまさにそうでした。結局3ポイントでチャレンジしたものの、最初のポイント以外はほぼゼロの釣果でした。残念・・・

というわけで、陸に戻りました。陸にあがると船酔いって全くなくなるのって不思議なもんです。

さて、果たして結果は・・・!?

本日の釣果・・・・鯛、ホウボウ、シイラ、フグ(リリース)

鯛・・・8匹

ガーーーーーーーン!!!!!
計104,000円(13,000円×8匹)!!!!!
1人あたり4,576円の赤字!!!!!

外道「いやでも今日は条件悪すぎたから。波が酷くなかったらもっと釣れてたと思うよ。うん、だから今日はコーチ料いいや」

そうですか・・・そう言ってもらえると助かりますが・・・釣れない上にコーチ料なんて払いたくない。

結論としては、波のせいであまり釣れなかったという微妙なものになってしまいました。なんとも残念です。

皆さんはぐるすぐりで鯛の入った高級おせちを探してみてくださいねー!