ほんのりとした味噌を隠し味に、会津産の鬼クルミをスライスして乗せた麩焼きのおせんべい。
香ばしく、口の中に優しく甘さが広がります。
「且座(しゃざ)」とは、禅語で「まあ、お茶を一服どうぞ」という意味。
一日の中に穏やかな一服を。
ここがこだわり
素材へのこだわり

長門屋の菓子作りは、最高の材料を選ぶところから始まります。
毎年、天候不順やら日照不足やら、材料となる豆類や穀類は自然が相手ですので、大変さはありますが、お客様に「お宅のお菓子は美味しいネ!」と、言われた時の喜びはひとしおのものがあります。こうしたお客様の声が次の菓子作りの情熱のもとになっているのです。

菓子作りへのこだわり
長門屋は、創業嘉永元年以来、ずっと手作りでお菓子を作り続けてきました。菓子づくりは重労働で、腱鞘炎や腰痛になることもしばしば。なぜ、機械が主流の今、手作りにこだわるのか、とよく聞かれます。しかし、目や手で確かめないと、やはり本当の味がでないからと、職人自ら、手づくりを大切にしてくれているのです。

良い品物を作る為にはまず材料の厳選。北海道や丹波の大納言、沖縄の黒糖など納得のあるものが手に入ると、とにかく嬉しくて、材料に触発されて創作意欲が湧いて来ます。そして、その材料を最大限に生かすお菓子がストーリーとなってきます。手間ひまをいとわず、納得のいく良い品を作りたいという思い。そしてそれがお客様から大変美味しくて皆に喜ばれました。という言葉となって返ってきた時には菓子を作る職人でよかったなと思えるひと時でもあります。


香木実(かぐのきのみ)という30年前から作っているお菓子があります。いまでは数的に不可能になったので印刷していますが、何年もの間自分で版木を彫って、一枚一枚刷って表装していたほど、思いのあるお菓子です。 京都の大変由緒あるお寺様の開山忌の主菓子としてお使い頂いた時のこと、その御礼にお寺に伺った際「全国お菓子は数多くあるが、おたくのお菓子は、真似と虚飾がないので大変気に入りました」の一言に目頭を熱くして帰ってきました。

2011年、ふくしま総文にて秋篠宮様ご一家にお出しした茶席菓子「風儀(ふうぎ)」。大震災後の風評被害を払拭するしなやかな強さをイメージして表現されています。
最中は、特にシンプルで、あんこと皮、どちらも大事です。自家製餡と合う、いい皮を作って頂いていた方が高齢の為廃業されることとなり、全国を探し回っていましたが、やっとパリッとして香ばしい皮と出会いました。「ありがたい!今まで以上、この皮に負けない餡を作りたい!」と意欲が湧いています。お菓子が、人の暮らしの中で喜んで頂けるなら本望です。時々、お客様からお礼状を頂くことがあります。長年のお付き合いだったお客様のご家族から、「今生の別れにと長門屋さんのお菓子を棺に入れました」というお手紙を頂いた時は、この仕事の本当の喜びを感じ、胸がジーンと熱くなりました。これからも、時代に流されずに、正直な姿勢で、お客様に喜んでいただける菓子作りに励んでまいりたいと思っています。
本家 長門屋の歴史

本家長門屋の歴史は、時は江戸、会津藩の時代にさかのぼります。嘉永元年(1848年)に、時の藩主松平容敬(かたたか)公から「庶民のお菓子を作れ」との命を受け、初代長平が菓子作りをはじめたのが始まりです。
嘉永元年といえば、ペリーが黒船を率いて浦賀にやってくる6年前。会津が日本の歴史に大きく関わる戊辰戦争・白虎隊の、また少し前の事です。もしかしたら、白虎隊の少年たちも、勉学の合間に口にしてくれていたのかもしれませんね。

写真左、明治24年、大日本帝国政府発行の 菓子製造・菓子卸・菓子小売の免許鑑札。長門屋三代目の時代のものです。住所には「福島県北会津郡若松町」と記されております。この当時の鑑札が3つ揃っている事は珍しく、非常に貴重な資料です。
原本は本店店内に飾られております。
写真右、嘉永五年発行の城下町職別番付表「会津五副対」。当店は、菓子司に記載された店のうち、今も連綿と商いを続けているお店です。菓子司の部に、長門屋の名前がみられます。

大正時代、昭和初期の本店の様子です。「かるやき」や「木の葉パン」という名前のお菓子を沢山製造していたそうです。
商品詳細
-
- 内容量:
- 14個
-
- 個包装:
- あり
-
- 温度帯:
- 常温
-
- 商品番号:
- 7
店舗名

長門屋本店
商品一覧
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1,450円
-
2,350円
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2,200円
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1,200円
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1,200円
-
4,100円
-
2,000円
長門屋本店のご利用ガイド
返品について
【商品の不良による返品】
返品をご希望のお客様は、配達日から3日以内にメール・お電話にてご連絡ください。
【返品条件】
ご注文の品と違う商品が届いてしまった場合、商品の破損・傷みなどの品質上の問題があった場合には、商品到着日から3日以内にご連絡いただければ、返品を受け付けます。4日目以降の返品はできません。
【連絡先】
電話:0242-27-1358
担当者:鈴木 哲也
受付時間:月~日 9:00-17:00
メール:aizu@nagatoya.net
【返送先】
郵便番号:〒965-0865
住所:福島県会津若松市川原町2-10
お支払い方法について
- ■カード決済
-
【お取り扱いカード】
VISA / Master / JCB / AMERICAN EXPRESS / Dinersをご利用いただけます。
- ■代金引換
-
- 商品価格合計
- 代金引換手数料(税込)
- 0円 ~
- 320円
一律:320円
営業日注意事項について
営業時間:9:00~17:00
休業日:年末年始
会社概要
- 会社名
- 株式会社 長門屋本店
- 住所
- 〒965-0865
福島県 会津若松市 川原町2-10
- TEL
- 0242-27-1358
- FAX
- 0242-26-4772
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