フロランタンショコラ　【ミックス】

ここがこだわり

LAURENT DUCHÊNE

ローラン・デュシェーヌ氏は、パリの有名店ミエやペルティエ、デコレーションの美しいモデュイ等でリーダーを務め、ミシュラン２つ星ホテル「ル・マノワール・オー・キャトル・セゾン」のシェフパティシエ等の名店で経験を積んだ実力派パティシエです。

その後1991年より2001年まで10年間フランスの料理学校「コルドン・ブルー」の上級クラスの教師として活躍されます。

29歳の若さで「Meilleur Ouvrier de France」（M.O.F.）を獲得し、トップパティシエで構成される「ルレ・デセール」（Relais Desserts）の会員に選出されます。

MOFとは…

「Meilleur Ouvrier de France」の頭文字をとった略語で「フランス国家最高職人章」と訳され、高い技術を持った職人、人間国宝級の人物に与えられます。 コンクール自体は毎年行われるものではなく、3〜4年に一度、また、コンクールの審査は2〜3年をかけて行われます。

「M.O.F.シェフ」の称号を獲得できたシェフは、トリコロールカラーの襟のコックコートを着用することが許されます。

Relais Dessertsとは…

1981年にフランスで創設された、著名なパティシエやショコラティエだけが加盟する世界最高峰の国際的洋菓子協会。

会員に認定されるには、既会員2名の推薦が必要で、実技審査に合格した者のみとなります。

最高水準を保つために、会員は100名以下に限定している狭き門です。

コンクール受賞歴も多々あり、1986、87年にはシャルル・プルースト杯(Charles Proust)、1991年にはアルパジョン(Arpajon)コンクールにてアントルメとプティフールの部で優勝しています。

妻の京子氏は鹿児島県出身で福岡の製菓専門学校卒業後、フランスの料理学校の「ル・コルドン・ブルー」で学び、その時の教師がローラン氏でした。

帰国後、日本のパティスリー「Le Kadan」で修行をした後、ビエノワズリー(菓子パン)を学びたいとフランスに渡り「パティスリーパトリックシュバロ」「フィリップウラカ」「ブーランジュリーデグランジユ」「シュクレエカカオ」 等で修業を重ねます。

フランスに渡りローラン氏と再会した際に、ローラン氏の1号店の開店スタッフとして声がかかり、2001年にローラン・デュシェーヌ13区本店のオープニングスタッフとして入店します。

妻となった京子氏は、ショコラの仕事において粘り強さと厳しさを持ち合わせ、2014年のサロン ド ショコラで優秀賞を取ることによって、店舗はさらに評判となります。

夫のそばで京子氏は、細部の中にある美しさ『日本の美』を受け伝え、ローラン・デュシェーヌの特徴的な味わいは、伝統を守りながらもバランスの取れた素材をうまく組み合わせ、優美で純化されたものとなりました。

2010年3月、パリ15区でローラン・デュシェーヌ2店舗目となる「La patisserie de Kyoko」をオープン。

2015年版C.C.C（クラブ・デ・クロクール・ショコラ)で優秀賞を獲得。

2016年から3年連続でLes Incontour Nables「素通りできないお店」に選出されています。