ローストビーフは炊飯器の中に放置で作る！ズボラなあなたにぴったりな簡単レシピとアレンジ料理をご紹介

パーティーやお祝いの席など、普段とちょっと違った豪華な雰囲気を演出するときに作りたいメニューがローストビーフです。塊のお肉と一緒に薄く切られてズラリと並んでいる様子を見ると、なんだか気持ちが高まりますよね。

でもローストビーフって、作るのにちょっと抵抗を感じませんか？火加減がわからないし、ずっと肉の様子を見ていないといけない気がして面倒くさい…。でもそんなズボラなあなたに朗報。どのご家庭にも一台はある「炊飯器」を使えば簡単に作ることができるんです！

炊飯器で作るズボラローストビーフのレシピ

材料（作りやすい分量）
牛モモブロック肉・・・400～500g
塩・・・小さじ1
黒こしょう・・・適量

作り方（調理時間：50分　肉を常温に戻す時間を除く)

1.調理30分前に肉を常温に戻しておきます。こうすることで、肉の表面と内部の温度差を無くし、火の通りのムラをなくします。

2.　塩を全体に刷り込み、コショウを振って味をつけます。余分な水分が出てくるので、キッチンペーパーで拭いましょう。

3.　フライパンに油（分量外）を強火で熱し、肉を各面15秒ずつ、焼き目がつくまで焼きます。

4.炊飯器に入る大きさに肉を切ったら、肉をアルミホイルに包みます。このレシピでは2等分して炊飯器に入れます。

5.さらにラップで包んだ後、フリーザーバッグに入れます。空気をできるだけ抜き、ストローなどで中の空気をしっかりと抜いてからチャックを閉めましょう。

6.　炊飯器に熱湯を注ぎ、肉が入ったフリーザーバッグを入れて蓋をして「保温」ボタンを押し、このまま40分放置します。このとき「炊飯スイッチ」を押さないように気をつけてください！

7.40分経ったら、フリーザーバッグを取り出します。ホイルを外して肉汁を拭き取ります。粗熱を取ったら、できる限り薄切りします。肉が熱い状態のまま切ったり、厚切りしたりすると、肉の硬さが目立ちます。また、熱い状態のまま切ると、せっかくの肉汁が逃げてしまうので注意です。

ローストビーフってどう切るの？

作ったはいいけど切り方がわからない、ということはありませんか？ローストビーフは、肉の繊維を断ち切るように切るのがコツです。肉をよく見るとシワのような細い線がありますが、これが繊維です。繊維を断ち切るようにカットすることで、柔らかい食感が得られます。

炊飯器で作るズボラローストビーフを使ったアレンジレシピをご紹介します。

ローストビーフユッケ丼

《材料　1人分》
ローストビーフ・・・　30g
刻みねぎ・・・ 大さじ2
卵黄　・・・1個分
ごはん・・・　どんぶり1杯分

たれ
砂糖・・　小さじ1
醤油　・・大さじ1
ごま油・・　大さじ1
すりおろしにんにく・・　小さじ1

作り方(調理時間：5分)
1.ローストビーフを細く切る。（文字通りユッケのイメージで）。
2.どんぶりにご飯をよそい、外側に刻みネギを乗せる。
3.真ん中に細切りしたローストビーフをたっぷりと乗せる。中心にくぼみを作っておき、卵黄を乗せて完成。

たっぷりと乗せた柔らかなローストビーフの食感はまさにユッケ丼！黄身を箸で崩して肉と絡めて食べてみてください。おかわりしたくなりますよ！

パク盛りローストビーフサラダ

《材料　2人分》
ローストビーフ・・・10枚
パクチー ・・・20g
タマネギ・・・1/4個
レタス・・・・2枚
ルッコラ ・・・10g
赤パプリカ ・・1/4個
お好みのドレッシング・・　適量

作り方(調理時間：5分)
1.野菜やハーブを食べやすい大きさに切り、器に盛る。
2.薄切りしたローストビーフを乗せ、さらに3cm間隔に切ったパクチーをトッピングし、お好みのドレッシングをかけて完成。

2016年には大きな話題となった「パクチー」をたっぷりと使ったアレンジレシピです。ローストビーフと合わせることで見た目にも豪華になります。どうぞパクチーと一緒に食べて見てください。

とろけるローストビーフサンド

材料　1人分
食パン（8枚切り）・・・　2枚
レタス・・　２枚
ローストビーフ・・　10枚

チーズソース
スライスチーズ（溶けないもの）・・2枚
牛乳　・・大さじ1と1/2
塩・・　適量

作り方(調理時間：5分)
1.食パンをトースターで焼く。この間にチーズソースを作る。レンジ対応容器にスライスチーズをちぎって入れる。牛乳を加えて600wで30秒加熱する。
2.焼いたパンにレタスを乗せ、その上にローストビーフをたっぷりと置いてチーズソースをかける。さらにレタスを乗せて、もう1枚のパンで挟む。
3.耳を切り、器に盛って完成。

ローストビーフをたくさん使った贅沢なサンドイッチ。とろけるチーズソースがローストビーフに絡んだ美味しさは感動ものです。

ズボラなあなたでも簡単にできる炊飯器ローストビーフの作り方をご紹介いたしました。
一番の魅力は、放置するだけという手軽さです。ローストビーフは火加減が難しいですが、炊飯器なら温度管理の手間が省けます。

炊飯器の保温温度はメーカーによって異なりますが、だいたい60〜70度くらいです。温度が安定しているため、肉に入る熱の温度が一定になるので火加減を気にする必要がないのが嬉しいですね。ぜひ作ってみてくださいね！

■プロフィール

プレパパゆうゆ

1984年7月1日生まれ。来年6月出産予定の子供を持つプレパパ。働き方をテーマにした記事を書く仕事をする。
2016年10月、妻の妊娠をきっかけにパパの働き方への関心を強めるとともに、妊娠中や出産後の女性へ向けたレシピ作りの取り組みもスタート。妻の妊娠がわかったときからの心境や生活の変化をリアルタイムでブログに綴っている。

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（編集、メニュー監修：河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー　http://foodcreativefactory.com/）